
スッキリ眠れていますか?
○睡眠は、人が生命を維持する上で欠かせないものです。
睡眠不足の状態が続くと、注意力が散漫になったり、事故を起こしやすくなったり・・・
しかし、現代社会では、「自分の眠りに満足していない」人が、4~5人に1人の割合で いるといわれています。
また、高齢になると、睡眠の質が変化し、不眠になりがちです。若い頃の睡眠との質 の違いを知り、生活のリズムを整えることが大切です。 |
【年齢とともに睡眠の状態に変化が・・・】
○「眠れない」という症状で、医療機関を訪れる高齢者は多いものです。
床についてから実際に眠るまでの時間が長くなります。また、睡眠 には「深い眠り」と「浅い眠り」があるのですが、高齢になると「深い眠り」が減って、「浅い 眠り」が増えます。この「浅い眠り」の時間が長くなることによって、途中で目が覚めるこ とが多くなるのです。
若い頃に比べると、実際に眠っている時間は70~80%まで減少するそうです。個人 差はありますが、誰でも年齢とともに、このような傾向が現れてきます。
【体が必要な睡眠時間が減り、体内時計も変化する?】
○高齢になると睡眠の質が変わるのは、次のような理由からです。
☆体が必要とする睡眠時間が少なくなる
体の成長が終わっているため、成長に関わる「深い眠り」をそれほど必要としません。
また、昼間の活動量が減るので、疲労回復のための睡眠が少なくなります。
☆体温リズムの変化
体内時計でコントロールされている体温リズムの変動が大きいほど、眠りにつきやす くなります。高齢になると、体温リズムにあまり変動がないため、寝つきが悪くなりま す。
☆体内時計の変化
1日の生活リズムを整える体内時計。この周期が短くなるため、早寝早起きになりま す。
また、外に出て光を浴びる機会も少なくなることから、体内時計のリズムが乱れやすく なります。
☆身体的・心理的な問題
腰や背中の痛み、皮膚のかゆみ、前立腺肥大による夜間頻尿などが原因で、不眠に なることがあります。また、精神的なストレス、糖尿病、高血圧のある人は不眠になり やすいといわれています。
年齢による不眠を改善するポイント!
昼間は積極的に活動する
昼間活動することで、適度な疲労感を得ることができます。そうすることによって、体が睡 眠を必要とし、夜は自然と眠りやすくなります。
遅寝・早起き?
遅寝早起きすることで、睡眠時間を凝縮し、満足感の高い眠りを得ることができます。
いつもより1時間程床につく時間を遅らせ、起きる時間を30分早くしてみましょう。
途中で目が覚める回数が減るのでは・・・?
光を利用する
「明るい昼」と「暗い夜」とのメリハリをつけることで、体内時計の調整がしやすくなります。
昼間は、積極的に太陽の光を浴びましょう!(もちろん適度に)
天気の良い日に散歩をしてみてはいかがでしょうか?また、眠る前は部屋の明かりをや や暗めに!
○アルコールやお茶について
寝酒は寝つきが良くなるものの、眠りが浅くなり途中で目が覚めたり、朝早く目覚めた りします。できるだけ避けた方が良いでしょう。また、お茶に含まれるカフェインには覚醒 作用や利尿作用があるので入眠の妨げになります。
○昼寝について
昼寝をする場合は、昼食後から午後3時までの間に30分程にしましょう。
☆高齢になると、自由な時間が増えるものです。その分ダラダラ過ごす のではなく、心から楽しめる趣味などを見つけて、活動的に過ごすこ とが質の良い睡眠につながります。
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