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厚生連ニュースお知らせ

職域接種に関するお知らせ

2021年9月2日

お知らせ

令和3年8月31日、神奈川県の新型コロナウイルスワクチンの接種会場において、バイアル内(ワクチン容器)に異物が確認されたという報道がありましたが、当センターで使用するモデルナ製ワクチンについて確認したところ、報道と同じロット番号であることが判明しました。

しかし、当センターで使用しているワクチンは、一つ一つのバイアルについて、異物混入などの異常がないことを必ず確認しており、これまでに使用したワクチンに異物混入は見つかっておりません。また、ワクチンをバイアルから注射器に入れる(充填する)際に、看護師が異物混入等はないかを必ず確認しています。そのため、接種は異物が混入されていないことを確認したワクチンを使用していますので、ご安心ください。

また、この件について厚生労働省から「使用前にバイアルに変色、異物の混入その他の異常がないかを目視で確認し、異常を認めないものについては引き続き接種を実施してよい」との回答をいただいております。

この度は、ご迷惑をおかけいたしますが、接種予定者には、内容をご理解の上、ご対応いただきますようお願いいたします。なお、接種実施日に、今回の内容と接種にあたってのお知らせを受付前で配布し、確認いただく予定です。

以下、厚生労働省から公表された内容を記載します。

神奈川県の新型コロナウイルスワクチンの接種会場において、昨日8月31日に1本の未穿刺のバイアル内に異物が確認され、当該ロットの接種が中止された件について、本日、武田薬品工業株式会社より調査結果を聴取したため、その内容についてお知らせします。

 調査結果によると、バイアルに混入した異物は、これまでに複数のロットでごくまれに発見されている製品のゴム栓様の異物である可能性が高いと考えられ、同一ロットの他のバイアルについては有効性及び安全性に問題はなく、当該ロットのワクチンの接種を差し控える必要はないと考えられます。

上記の製品は、穿刺前のバイアル内に異物が発見されたことから、製造工程において異物混入が発生した可能性が高いと考えられる。これまでにも、確率は非常に低いものの、ごくまれに製品のゴム栓様の破片がバイアル内に混入したと疑われる事例が国内外で報告されていること、その場合でも同一ロットの他のバイアルの有効性及び安全性に問題はないことが報告されており、今回報告された異物も同様の事例である可能性が高いことから、当該ロットのワクチンの接種を差し控える必要はないと考えられる。

神奈川県でワクチン内に異物が確認された件について

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_20847.html

新型コロナワクチンの異物混入への対応(問い合わせ)について

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_tmmiawase.html

この件に関するお問い合わせについては下記までご連絡ください。

【問い合わせ先】

JA愛媛厚生連(厚生連健診センター)

電話番号:089-970-2080

企画管理課:山内、藤井