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健康お役立ち情報:健康生活のススメ:健康のためのアドバイス貧血

多い鉄欠乏性貧血

食生活で貧血を予防しましょう

貧血のほどんどは体内の鉄不足による「鉄欠乏性貧血」です。鉄分は栄養素の中でも吸収率が低いため、毎日の食事で積極的に鉄分を摂取し、貧血を予防しましょう。

食生活での鉄分補給が必要

吸収率の低い鉄分は、毎食での補給が重要。 体内の鉄量は、一定に保たれていますが、需要と供給のバランスが崩れると貧血になります。鉄分は吸収率が低く、1日3度の食事で常に補給する必要があります。

食生活での鉄分補給が必要

貧血予防の食生活

鉄吸収をよくするために、たんぱく質やビタミンC、カルシウムを毎食摂取しましょう

鉄分の多い食品を積極的にとる

女性はライフステージに応じて食事による鉄分補強が必要です。

<鉄分の多い食品>
豚レバー 1人前(60g) 7.8mg
鶏レバー 1人前(60g) 5.4mg
わかさぎ 5~6人前(80g) 4.0mg
ほうれん草 1人前(70g) 2.6mg
小松菜 1人前(70g) 2.1mg
あさり 1人前(50g) 3.5mg
  • レバーが苦手なら、肉・魚介類と緑黄色野菜など鉄分の多い食品をきちんととる。

年代別鉄必要量

年代別鉄必要量

たんぱく質の多い食品をとる

たんぱく質は、造血の大切な成分となり、鉄の吸収を助ける大切な栄養素です。

たんぱく質の多い食品
魚、 卵 、肉 、牛乳 、豆腐
  • たんぱく質は動物性食品に多く含まれますが、とりすぎに注意しましょう。

ビタミンCの多い食品をとる

食事の鉄分吸収をよくする作用があります。新鮮な野菜や果物を積極的にとりましょう。

<1回分>
プロッコリー(70g) 111mg
菜の花(70g) 84mg
大根葉(70g) 49mg
ほうれん草(70g) 46mg
オレンジ1個(200g) 120mg
柿1個(150g) 105mg
イチゴ8~10個(120g) 96mg
夏みかん1/2個(200g) 80mg

栄養バランス献立ガイド

組み合わせて美味しく、栄養を吸収しましょう

主食皿 ご飯、パン、麺類など
小鉢 緑黄色野菜(小松菜、サラダ、おひたしなど)
主菜皿 魚または肉料理
副菜皿 豆類、根野菜(豆、ごぼう、にんじん・大根など)
汁もの 実だくさんのみそ汁・吸い物

<献立例>

献立例