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健診案内:がん検診を受けましょう大腸がん

大腸がん検診について

イラスト:大腸がん死亡者総数大腸がんは、発生する部位 によって直腸がんと結腸がんに分かれます。 欧米で多いがんといわれてきましたが、近年、日本においても増加の一途をたどっています。これは、食生活の欧米化によるものといわれています。

検査(免疫便潜血検査)は、がんを直接狙ったものではなく、便に血が混じっていないかを検査するものです。出血は、がん以外では痔、大腸ポリープ、大腸潰瘍もありますが、がんの場合に出血が多く見られるということで、大腸がん検診に用いられています。しかしながら、がんであっても、小さいものなどは出血しないものもあります。また、出血があったとしても毎日するわけではなく、時たまということもあります。そのため、便の採取は1日では不十分で2日分を採便しています。

大腸がん検診は、有効性が十分に証明されておりますが、一部発見が難しいものがありますので、結果が「便潜血反応陰性(異常なし)」であっても、大腸がんを早期に発見するために、毎年1回は大腸がん検診を受けるようにしましょう。